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CATCH THE WIND

野生動物救護/野生動物痕跡調査/定点カメラで動物調査/観音崎自然博物館/サンショウウオ調査/ムササビ観察会

6月の活動報告。
今月は内容はどうであれ活動はチョット盛りだくさんである。

6月1日(土)野生動物痕跡調査
いつものように?、野生動物痕跡調査が始まるまでの約1時間ほど、野生動物救護の活動。
この日は珍しく室内の小鳥ちゃんたちの世話。体重測定から始まり、カゴの清掃、そして食事の途中で失礼させていただいた。
ちょうどカルガモの雛が入っていた。どうやら道路横断中に親は亡くなり、雛だけになってしまったのだそうだ。イソヒヨドリの雛は初めてお目にかかった。
動物痕跡調査は、いつもの痕跡調査とカメラ回収、そして解析。その後夕刻より場所を移し南足柄の大雄山にてムササビ調査。
久々の参加だが、この春より第一土曜日にムササビ調査をやろうということになっている。

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大雄山にある大乗寺最乗寺の敷地内で観察をするのだが、この日はまだ日が明るいうちから乗り込んだ。本堂前の池にはモリアオガエルが。初めてお目にかかったのだが、後で調べるとこのあたりのモリアオは残念ながら移入のようだ。

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杉の木に着生するセッコクというラン科の花。杉の木だけと思っていたのだが、大木とかなどに着生するーというのが正しい。かなり高い位置にあったのだが、どうやってあの高さに付いたのだろうか。他の杉の木を見たが、同じようなセッコクの姿は見ることは無かった。
ムササビの方は鳴き声を含め6、7匹確認できた。僕は数回参加しているが、この日は過去の数回に比べよく見ることができた。天候は晴れで、夜の7時30分近くからボチボチと確認する事ができた。カメラでの撮影も試みたのが、どれもこれもボケボケで、次回は三脚持参でUpできる写真を狙いたい。

6月8日(土)定点カメラで動物調査
この日はカメラの回収及び、センターにて記録された画像の同定。昨年途中よりカメラの後継機が導入され、計6台となった。新年度になったら旧カメラは自然保護協会へ返却?との話だったと思っていたが、新年度もそのまま6台を使い続けるようだ。新機種の評判が問題という事?
A、B、Cの場所にそれぞれ新旧2台づつ設置。回収した当日はA地点のカメラに映っていた画像をセンターのモニターを使って、ビジターにも参加してもらって何が写っているかを同定する。この日は天気も良くなかったので、ビジターは0。センターの職員と自分達のみ。画像はウサギが多かった。A地点はそもそもウサギ多かったかな?

6月15日(土) 観音崎自然博物館
今月より観音崎自然博物館でのボランテイアを始めた。主に館内に展示してある植物、海藻の水換え、水槽の生き物へ餌やりである。他には博物館で行う観察会の手伝いも結構ある。これからの時期は多いようだが、まずは館内の作業に慣れてもらうことが必要なようだ。まぁその方が自分に合ってるしね。調査もあると思ったが、どうやら決められた人がやっている事のようで、参加は無理なようだ。この日教えてくれた方は博物館の第1期ボランティアで昭和40年代に始めた方。大ベテランで教え方も素晴らしく、結構古い面白いお話も聞けた。

6月23日(日)第4回サンショウウオ調査
え、もう4回目?という事なのだが、僕の参加は2回目である。

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2回目に参加した時と同じく、厚木七沢にある広沢寺温泉で待ち合わせ。メンバーは4人。場所は2回目の時と同じ道を行き、途中で別の道へ別れ、沢、川は別である。残念ながら今回もお目当のサンショウウオは確認できなかったが、2回目の時よりより多くの生物を確認する事ができた。

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天候は曇り時々雨。前日からすでに天気が悪いのは分かっていたのだが、行きは雨に降られることは無く、沢に入った後は木々の下という事もあり、途中で雨が降ってきたようだったが、ほぼ気にする事無く夢中で?調査に打ち込んでいた。水温は14.4 - 5℃だったかと思う。

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川が綺麗だからだろうか、カワゲラの幼虫がたくさん。種類まではちょっと・・・・。

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このイモムシは何だろう?と帰ってから調べたら、ガガンボの幼虫のようだ。ハエの仲間だからウジ虫って事だね。幼虫が川で生活しているとは考えた事も無かった。

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サワガニも見つかった。ヤゴはこれ一匹。⚪️⚪️ヤンマだとは思うだが全く分からない。

有尾目としては、行きがけに事故にあった(おそらく道路横断中に車にひかれたようだ)アカハライモリを確認。動いてはいたが、もう無理そうだったので道路脇のの木の根元に移した。でも帰ってきた時に確認したが、その場所にはいなかった。

調査から帰ってからは、センター外の場所でカメラを設置させてもらっているある山があるのだが、そこに設置している2台のカメラを回収。その山で、姿は見なかったが、うちらの気配を感じたお休み中のイノシシが、驚いて山を転がる?ように逃げていった。
回収後の映像の解析はしなかったが、フクロウの巣立ち雛が写っていたそうだ。

6月29日 (土)観音崎自然博物館〜ムササビ観察会
朝から野生動物痕跡調査の予定だったが、無くなってしまい、夕方のムササビ観察会のみとなった。
という事で、午前中は観音崎自然博物館へ行くことにした。
この日は先日教えてくれた方がお休みという事で、別の方と一緒に前回と同じように海藻の水換え、水槽の生き物への餌やりをやった。

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ベッコウイモというイモガイの種類の卵。イモガイには毒があり、その毒で魚を弱らして食すそうだ。人間も場合よっては危ないという、海の危険な生き物の1つ。ボランティアの方が見つけてきたという事で写真を撮らせていただきました。

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こちらは水槽に付いていたヒトデの赤ちゃん。3mm弱の大きさ。種は不明。

昼過ぎに観音崎でのボランティアを終え、浦賀駅のホーム(初めて気づいたが、電車の到着案内のメロディーは、ゴジラのテーマだ)で昼食を取り、待ち合わせ場所の愛甲石田へ。観察会の場所はいつもの大雄山の大乗寺最乗寺。この日は朝から雨で、夕方の南足柄の降水確率は40%だった。天気は予報通りで、多少小雨になったりはするのだが、ほぼ雨だった。それでもみなさんモノ好きというかマニアな方々なので主催者のうちら以外に6人も集まった。ただ、残念ながらムササビの確認はできなかった。途中、鳴き声を聞いたという事ではあったが、それ以降の確認は無かった。アオバズクの鳴き声「ホー、ホー」がたまに聴こえたのが救いである。

by anne-lee | 2019-06-30 21:16 | なまもの | Comments(0)

相変わらず、気まぐれに綴ってます。

by anne-lee(yas)
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