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CATCH THE WIND

グンナイ!

”グンナイ”とはGOOD NIGHTの事。
物心付いたときには、うちでのおやすみなさいは「グンナイ!」だった。
多分それには親父のある考えがあったからだと思う。

僕の父は商社で貿易を担当していた。大学でも外国語学部を出て、英語で仕事をしてきた。
僕の小さい頃のポストにはローマ字で苗字が書いてあったのを憶えている。昭和40年代初めにしては珍しかったと思う。
父は恐らく僕に自然と英語になれさせる為に色々と手をうっていたのだと思う。
子供の頃に英語のテープ(当時はカセットテープではなく、でかいオープンリールだった)の教材の走りのようなものを聞かされた。でも幼い僕はそれが嫌だったようだ。多分、家庭内のあいさつは英語で(?)という考えからか、朝はGOOD MORNINGで始まり、夜はGOOD NIGHTで終わるようにならされた。でも「グッドモーニング」は子供心に「グンナイ」より言いにくかったので、自然と言わなくなったようだった。そういう訳で「グンナイ」だけはおやすみの挨拶として残った。

小学校の時は父から直々に英語を教わるような事はなかったが、中学になってNHKの基礎英語をやらされるはめになった。朝6時頃だったかな?またこれが嫌だった。かなり嫌だった。しばらくやらされていたが、いつの頃か忘れたふりしてやらなくなったと思う。宿題とかで父からとやかく言われた事はなかったが、英語に関しては厳しく言われていた。残念ながら英語の成績は良くはなかった。でも単語テストだけは嫌いではなかったと思う。

高校に入ってから今に至るまでは、まぁここでは特に触れないが、「グンナイ!」はさすがに言わなくなった。でもそれはいつから言わなくなったかはわからない。多分中学の頃ではないかと思う。

そういう自分も今では外資系の企業に勤め、何となく英語に接した仕事をしている。結局嫌でも英語の方に寄ってしまったのかな。父みたいにペラペレまではいかなかったが、一応父のもくろみ(?)通りにはいったのかもしれない。
本人に聞いた事は無いけどね。
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Commented by soulsleep129 at 2008-12-23 03:44
おじゃましました!soulsleepです。
お父様関連の記事、素敵でした。一通り読ませていただきました。
父の背中 を見て、子供って育つんでしょうかね?反面教師の部分もあるし、またいいことだと思っていても、やれと言われると妙に嫌で、反抗すらしてみるんだけど、あるとき気づくとよく似たことをやっている、というような。
しかし、商社にヨットなんて、加山雄三みたいなお父さんでかっこいいなあ@(←私のイメージ膨らみすぎですか?)
Commented by anne-lee at 2008-12-23 20:51
soulsleepさん、わざわざお越しいただきありがとうございます。風邪はもうだいじょうですか?
確かに言われる通り、親子ってなんか素直じゃないところがあります。不思議なもんです。
うちの父はどちらかいうとケンタッキー(フライドチキン)の店の前にいるおじさんって感じかな。
by anne-lee | 2008-12-05 21:40 | FLASH BACK | Comments(2)

相変わらず、気まぐれに綴ってます。
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